シャッタースピードが速かったためだと思いますが、プロジェクターで映してもらっている映像を撮ったらこんな写真になりました。
いわゆるフリッカー現象かな。
ん?フリッカー現象とは?なんぞや?という方もおられると思います。
周波数、東日本は50ヘルツで西日本が60ヘルツです。これは明治時代に発電機を輸入する際、東日本と西日本で周波数の違う別々の国から輸入したからたそうです。東日本がドイツ(50Hz)から、西日本がアメリカ(60Hz)から輸入したそうです。
蛍光灯はその倍の周波数で発光しているそうです。1秒間に100回か120回。
そのため、蛍光灯の室内では東日本で 1/100 以上、西日本で 1/120 以上のシャッター速度で撮影した場合に変な色がかぶります。
これを回避するにはシャッター速度を遅くする以外にありません。
メモ:古くなった蛍光灯ほど低速シャッターでもフリッカー現象が出やすくなる。電球の場合はフリッカー現象は発生しない
そのことを思い出してシャッタースピードを1/60にして撮ったのがこちら
不思議ですね~。
あまりないとは思いますが、蛍光灯の下で写真を撮った時に変な線や色がかぶるときはフリッカー現象の場合がありますのでそんな時はシャッタースピードを遅くしてみてくださいね。