雨の日の撮影

雨の日の撮影

久しぶりに雨が降った夏至。

6/21の15時から14時の間

雨が止んだかな?夏の庭の写真を撮っておこうと67を担いで写真を撮っていました。

ファインダーから見える雨に濡れた紫陽花の美しいこと。

さいごに巻き上げが終わってなくて露光させてしまった1枚。なんだか幻想的な写真になりました。

2017年6月21日。夏至。20日の夜からすごい雨でやっと雨が上がったそのころ、91歳の祖母が生涯を終えました。

5月に顔を見に行った時、会うなり「あら、かわいらしい~」と言ってくれた祖母。

痴呆が入っていて私のことは誰かはわかっていなかったのかもしれないのですが、ちょうどこの日にその日のことを思いだしていました。

もういつ旅立ってもおかしくない状態でしたので、悲しみは少ないですが、やはりいないと思うとさみしい。

祖母が亡くなった次の日、祖父と話をしていたら、祖母の小学校の頃の話をし始めて、祖母のあだ名の意味を知りました。(聞こうと思ってたからびっくり)

祖父母は私が生まれた時から祖父母だったので(あたりまえ)、おじいちゃんやおばあちゃんにももちろん子供のころがあったんだなぁと不思議な気持ちになりました。

「70年一緒に生きてきたから風船に大きな穴が開いたみたいや。」という祖父。おじいちゃん、風船に大きい穴空いたら割れてしまうなぁと思いながらちょっと泣いてしまった。

お葬式ではものすごく小さいときに行った記憶のあるお墓が、こんな感じだったのかとあらためて思ったり。もしかしたら一番小さな時の記憶はあの雨の日のどろどろの山道だったのかも。

結構大きいと思っていた小川がものすごく小さな用水路で、そのことをいとこに話したらみんなそう思ってたと。

いとこはそれぞれ三重、西宮、鹿児島といろんなところで働いて家庭を持っている子もそうでない子もいるけど、おばあちゃんがみんなを会わせてくれたのかなと思っています。また是非、喪服ではない格好で集合写真を撮りたいものです。

おばあちゃん、長いことお疲れ様でした。ゆっくりと休んでください。ありがとう。



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