
写真教室ではカメラの使い方のほか、カメラにまつわる色々なことをお伝えしているのですが、SDカードもその一つ。SDカードどうやって選んでいますか?
新しいカメラを買ったのにカードは古いままというかたいらっしゃいませんか?
カードの書き込み速度が遅いものを使っていると、カメラのパフォーマンスが最大限に引き出されないかもしれません。
ではどこをチェックすれば良いかみていきましょう。
ちなみに私のおすすめメーカーは信頼のサンディスク!になります。

さあさあ、このSDカード、じっくり見たことがありますでしょうか?
SDカードを購入するときに容量だけをみて買っていないでしょうか?
・容量
左は64GB、右は128GBとあります。
これはデータの容量です。数字が大きいほうがたくさんのデータ(写真)を保存できます。これはなんとなくみなさん分かりますよね。最近のカメラは画素数が高いので32GB以上くらいを選んでおくと良いかと思います。
・転送速度
一番重要かもしれないのが伝送速度。左が170MB/S、右が200MB/Sとあります。
これは転送速度を表しています。
転送速度ってなんでしょう?シャッターを押すとデータを書き込みますが、数字が大きいほうがその速度が速くなります。つまり、連写で撮られる場合は転送速度が遅いと書き込みが遅くなり、シャッターがなかなか押せません。
もう一つはパソコンに転送する際も数字が大きいほうが速度が速くなります。
最新の性能の良いデジタルカメラを購入しても転送速度の遅いSDカードを使っていてはもったいないのです。
・スピードクラス
丸の中に10という数字が入っています。これはスピードクラスと呼ばれているもので、動画を撮られる方はこの数字にも気を付けましょう。
・規格
SDHCと両方表記がありますがSDカードには3つの規格があるのでご自分のカメラがどの規格のカードが使えるのか確認しましょう。

もうこのカードも少し古くなっています。次から次へと新しいスピードクラスの規格が出てくるのでなかなか追いつきませんね。
耐久性も重要です。真夏や真冬の温度など、極寒の地に行く際などには気を付けたほうが良いかもしれません。急に暖かい部屋から寒い屋外へ持ち出したりもカメラの結露を招いてしまったりもしますのでこの時期はお気を付けください。
ちょっと値段が安すぎてびっくりですが(同じカード2万くらい出して買ってるので。アマゾンはなんでこんなに安いのか?)この辺りがあれば良いのではないかと思います。
いかがでしたでしょうか?意外とご存じない方も多いのではないでしょうか?マイクロSDカードやCFカードも基本は同じですので、一度ご自分のカメラに入っているカードチェックしてみてくださいね!
それからSDカード、実は静電気に弱いってご存知でしたか?
プリントショップさんなどで注文の際にお店の方に手渡しで預けたりしていませんか?
もし手渡しで渡す際にバチッと来てしまったら・・・・・・
データが消えてしまっているかもしれません!
SDカードはとっても繊細なので一瞬にしてデータが消えてしまうこともあります。
デジタルカメラは便利な機能も多いのですが、失うときは一瞬なんです。おそろしいですね。
ではではこれからも豆知識的なこともアップしていきます。