三脚をすでに3本もっているのですが、今回新たに俯瞰撮影できる三脚を購入しました。
NEEWERという中国のメーカーの三脚。
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zoomで写真教室を開講したり、最近YouTubeをはじめて絵を描いている制作場面を撮影したりするのに以前から三脚は使っているのですが、真上からの撮影が少し難しかったのです。
俯瞰で物撮りなんかをする時は、脚1本だけを長く伸ばしてこういった形で撮影もできるのですが、この状態でカメラを真下に向けると脚が写ってしまうので、少し角度をつけないといけません。
今回購入した三脚は90度ポールが曲がり、距離が取れるので重宝しそうです。ただ一眼レフだと重いので手前に重りをぶら下げないと前に倒れてしまいます。このあたり、動画でもご紹介していますので、よろしければご覧ください。
K&F Concept というメーカーからも同じような商品があります。
どちらも1万~1.5万円くらいのお値段です。最大耐荷重や全高などが違うので見比べてみてください。脚径はともに25㎜のようです。
どちらにするか迷ったのですが、デザイン的にオレンジか赤(を選んだ)かというのとお値段でNEEWERの方にしました。
気に入ったポイント
・脚がスクリュー式であること。
・雲台がアルカスイス式と呼ばれる機構で作られていること。
・デザインもいい感じ。
脚を伸ばすにはレバー式とスクリュー式があるのですが、レバー式は指を挟んでしまったりして苦手なので、スクリュー式(くるくる回して脚をのばします。)がうれしいです。
雲台と呼ばれる部分が三脚では重要になってきます。
各社で様々な規格でつくられていますがアルカスイス式という機構で作られていれば互換性があるので、手持ちの三脚にも取り付けられるので便利です。カメラにつけるプレート(クイックシュー)が取り外しができるタイプを買うときはアルカスイス式にしようと決めています。
以前から持っている三脚の雲台にも問題なく取り付けられました。
ちなみに以前から持っている三脚のクイックシュープレートがねじを締めるためのパーツが必要で無くしてしまうと締めることができないのでひやひやしています。
クイックシュープレートのみもパーツがあるので、買い足すのもいいかもしれません。
取り外せるタイプの場合はクイックシューをカメラにつけたままで三脚と別のカメラの組み合わせで出かけてしまった場合、三脚が使えない事態になってしまいますのでお気をつけください。
実際に動画撮影用にセットしてみたのですが、脚を最大まで伸ばすと個人的には脚が少し細いかなと思いました。
こちらのフックに鉄アレイを入れたトートバックをぶら下げておもりの代わりにしました。
雲台で角度調整をして撮影しました。
私は元々建築の撮影をしているので、三脚はかなりしっかりしたものを使っています。
この2本についてもまたご紹介したいと思います。
今回購入したNEEWERの三脚はあまり重くないのと、脚が最大に伸ばすと少し細いので、安定性に少し欠ける感じがします。
建築写真の撮影の際には向いていないかな?と思いますし、道路の上で夜景撮影などの際にも地面が揺れるような場所では少しぐらつくかもしれません。
自宅で物撮りや、お料理を撮ったり、カメラ自体が軽めのミラーレスをお使いの方ならまったく問題なく使えそうです。
ちなみに外で三脚を使うこともありますし、竣工写真撮影の際は建築の内観撮影の時に建物が汚れてはいけないので、三脚に靴下をはかせています。
これは100均でよく見かける椅子の脚のカバーを使っています。
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こういうのとか
こういうの。
教室で最初の1本にどのようなものがお勧めか聞かれるのですが、教室に来てくださる方はミラーレスや軽めの一眼レフの方が多く、また必ずしも必要ではない三脚。
重さや値段、使い勝手を総合的に考えて、これ!というものが自分の中でなかったのですが、これは最初の1本に良いような気がします。お値段以上のクオリティなのではないでしょうか。
よかったら過去記事も読んでみてください。
次回はミニ三脚についてご紹介します。