先日ZINEの講座の際に色について悩んでいると受講生の方からお話がありました。
色はとても難しい問題です。その方はフィルムで撮影をされていて、ラボで現像、プリント、スキャンをしていただいているのですが、撮るのは撮影者、色を出すのはラボの方です。
そちらのラボでは撮影者の方のお声を反映するというよりは、プリンターの方が判断して色を調整されています。それはそれで良い部分もありますが、果たしてこれは私の作品なのかというお悩みが。
そこで、モノクロに変換してみて考えると光と影の情報になって、シンプルに撮影ができるようになるかもとお伝えしつつ、モノクロ写真教室って面白いんじゃないかというお話になりました。
毎回モノクロの写真を持ち寄り、皆さんで見せ合い、講評をしつつ仕上がりのイメージを探していく。
モノクロで撮る際の設定なども一緒に模索していく講座になります。
色に溢れた世界で生きている私たち。でもモノクロの写真がなくなることはありません。
色に引っ張られず、光と影をどのように切り取っていくか、考えていきましょう。
最後の回には撮ってきた写真の中から1枚お選びいただき、額装も体験していただきます。
チャコールブルーの写真教室の頃から佳日写真教室まで、最後の卒業展はフレームさんにパネルを作っていただいて展示としておりましたので、意外と額装を経験したことがない方も多くいらっしゃることもあり、また経験されていても、どんなテープを使うのか、マットはどのように配置するのかなど、知らないことも多いかと思います。額装も経験していただき、最終的にはモノクロ写真展を企画したいと考えています。
またこの講座は2名様集まりましたらスタートとしていますが、単発でもご参加いただけるようにしています。
講座の中ではモノクロ写真の写真集もご紹介していきます。
モノクロだからこそ見えてくる世界、色を想像すること。また色にちょっと疲れちゃったという方、最近ちょっと写真スランプかもしれないという方も是非是非ご参加お待ちしております。
また、この秋からご縁をいただきまして、大阪教室も開講したいと考えています。
場所は受講が決定した方にお知らせいたします。地下鉄大国町から10分程度の場所になります。
西宮教室は変わらずフレームさんで開講します。
皆様のお問い合わせ、ご参加お待ちしております！
講座について開講日など詳しくはこちらをご覧になってください。
