11/20・21と開催されましたあおぞら写真館、21日のお天気が心配でしたが2日間あおぞらと暖かい気候に恵まれた中、無事に終了いたしました。今年は17組のご家族を撮影させていただきました。
3月31日に写真館「佳日寫眞帖」をオープンしたこともあり、今回は価格の見直しをさせて頂きました。みなさま快く受け入れてくださりありがとうございます。
私のフォトグラファーとしての成長の歩みと共に皆様のご家族の笑顔を写真に残せることをとてもうれしく思います。
ほとんど未経験の私に竣工写真のご依頼を下さり、あおぞら写真館のコラボイベントを提案してくださり、風建築工房様のおかげでフォトグラファーとしての自覚と自信もついてきました。本当にとても感謝しています。
もともと建築パースを作画する仕事をしていましたので、建築の見せ方には慣れいて建築写真についてはすんなりと入れたものの、人物撮影に至っては経験も少なく、出張撮影でのスナップ撮影がほとんどでしたので被写体の方たちと向き合い撮影をすることに気持ちの面で高いハードルがあったのですが撮影が始まると楽しい!
それもそのはず、風建築工房のスタッフのみなさまが私の後方に控え、被写体のみなさまと会話をし、自然な表情を引き出してくれました。
緊張していたのもあっという間にほぐれ、皆さんの笑顔に私も元気をいただいております。
佳日寫眞帖のホームページにギャラリーページを作りまして、あおぞら写真館の写真を見返しながら色々と思いを巡らせておりました。
今年の初夏のあおぞら写真館から夫もアシスタントとしてイベントに参加させていただいています。
撮影は機材も重く、体力が必要です。サブカメラを持ってもらったり、お客様の荷物を持ってもらったり、今まで風建築工房のスタッフのみなさまに支えていただいていましたが、夫も仲間に入れていただき、楽しい時間を過ごさせていただいています。
夫には写真館をはじめてから現像のディレクションをしてもらっています。
今までは一人で現像もしていましたが、迷うことも多く、ディレクションをしてもらうことでより良い仕上がりになってきているように思っています。
この2日で3600枚の写真を撮影しました。セレクトは毎回悩みます。自分で設定した1カット、5カット、20カットという枠に収まらない写真をどうしたらいいのかといつも悩んでたくさんおまけをつけたりしているのですが、セレクトをしっかりと決めた枚数におさめることもまた成長につながるのだろうと思います。
写真の仕事は撮って終わりではなく、その後の工程の方が時間がかかります。フィルムでもデジタルでも撮影した写真を見た時に感動するんです。ああ綺麗だ、写真ってすごいって。
その感動を味わいたくて毎日撮影をしてしまうんだと思います。
写真はその一瞬をとらえ、撮ったそばから過去になっていきます。楽しい時間、美しい時間を残せたらと思っています。
時にはつらい事を記録しないといけないこともあるかもしれません。でも残したいものであればシャッターを切るんだと思います。
これからも撮影を続けていけるように精進したいと思います。
あおぞら写真館にご参加いただきましたみなさま、納品までしばらくお待ちくださいませ!